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DT-V1910Cの同期入力 その2

DT-V1910CにTTLの同期信号を入力するための変換回路を作ってみました。
前回掲載したものとは大きく変わっています。

TTL_TO_75OHM_2.png

このような回路が必要な方はいないとは思いますが念のため、
この回路を使用した結果、いかなる問題が起きても責任は持てませんので、
もし試す場合は自己責任でお願いします。

出力抵抗を75Ωにしたのでインピーダンス整合は取れていますが、
代わりに、出力信号が2.5Vp-p(モニタ側75Ω終端時)となっています。
実際には電圧降下があり、2Vp-p以上程度ですので、
受信側のスペックで同期信号の範囲に2Vp-p~2.5Vp-pが入っており、
かつ75Ωであれば保証はできませんが、他のモニタでも使えるかと思います。
(DTV-1710C、PVM-2950など。)

出力のカップリングコンデンサですが省略できません。
というのも、インプットカードの入力回路で極性ありの電解コンデンサで
受けているためです。(今まで気づかなかったのはチョンボでした)

DTV1910C_INCARD_1.jpg

MAXIMのWebサイトの解説によると最近のTVは極性無しのコンデンサを
使っているようですが、DT-V1910Cの場合は違っていました。
インプットカードだと取り外して簡単に見れるので便利ですね。

http://japan.maximintegrated.com/app-notes/index.mvp/id/3768

RGB信号についても同様に極性ありの電解コンデンサがついているため、
カップリングコンデンサの省略はできません。
Yahooオークションで購入した場合、時たまそういうものがあるので注意が必要です。
例えば、私が購入した中ではメガドラ2のRGBケーブルはコンデンサが
ついていませんでした。
まあ、つければいいんですけどね。

作成した回路はこんな感じでモニタに取り付けています。
電源には5VのACアダプタを使っています。

DTV1910C_TTL_TO_75OHM_2.jpg

映らなかったX68000 XVIですが、上記の回路を経由することで
映るようにはなりました。しかしながら、

DTV1910C_RGB_X68K_1.jpg

こんな感じで16:9で認識されてしまいます。
どうも、認識できない信号が来ると問答無用で16:9にされてしまうようです。
ただし、すべてで16:9になるわけではなく、480i、480pと認識できる信号であれば
4:3になります。
以下はストリートファイターIIで画面モードを変更した場合の表示です。

DTV1910C_RGB_X68K_2.jpg

DTV1910C_RGB_X68K_3.jpg

DTV1910C_RGB_X68K_4.jpg

一番上の15kHz表示が4:3になっていますが、信号によっては15kHzでも16:9に
なります。標準的な解像度は16:9になると考えてよいです。

調整すれば画面の中央に小さく表示はされるもののアスペクト比を合わせることは
ギリギリ可能です。

DTV1910C_RGB_X68K_5.jpg

画質的にも特に問題ありませんが、14インチモニタよりも表示領域が狭いと
思われますので、X68000にDT-V1910Cを使う意味は薄いかと思います。
まあ、16:9になるとはいえ、15kHzと31kHzはどんな解像度でも映りそうでは
ありますが。
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DT-V1910Cの同期入力

これまで、DT-V1910Cの同期入力にTTLレベルの信号をそのまま直結してきましたが
本来スペックには適合しておらず、たまたま映っているだけなので
スペックに適合するように検討してみます。

まず、DT-V1910Cの同期信号入力の仕様ですが、HSYNC(CSYNC),VSYNC共
1.0Vp-p~4.0Vp-p、75オーム終端となっています。

それに対して、まずは映らなかったX68000 XVIについて考えます。
手元に初代X68000の回路があったので確認してみたところ、
本体内部で正論理のHSYNC、VSYNCをオープンコレクタインバーターの
74LS06で反転して、その出力を5V 1kオームでプルアップしていました。
これは75オーム終端のモニタに接続すると0.349Vp-pとなります。
スペックを下回っているので同期が取れるわけはありませんね。

Web上にはX68000の同期出力を複合同期にするのにHSYNCとVSYNCを
直結しているような記事がありますが、確かに両方ともオープンコレクタであれば
可能ですね。
すべての機種でそうなっている保証はないので危険なのは間違いないですが。

他の機種の場合、1Vp-pを下回らなければ映るには映りますが、
抵抗値が低いので大きな電流がながれます。
このため、出力側機器にかかる負荷が大きくなります。
貴重なレトロマシンを壊してしまうと悲しいので
同期信号がTTL出力のハードウェアは直結しない方が
よさそうです。

というわけで、対策回路を書いてみました。
たいした回路ではありませんが、構想段階で実際に試したわけではないので
動くかどうかはわかりません。
このような回路が必要な方はいないと思いますが、動作保証はまったくできませんので
作る場合は自己責任でお願いいたします。

※ 7/1記載
DT-V1910Cの同期入力 その2 に修正した回路を掲載しましたので
そちらを参照してください。

TTL入力で出力電流が多めに取れる必要があるので、74ACT04を使っています。
74ACTの場合、出力電流が大きいと電圧が若干降下するようなので、75オーム負荷で
1Vp-pよりも若干高くなるように出力抵抗を設定してあります。
簡易回路なので、インピーダンス整合は取っていません。

74ACT04を入手次第試してみます。(国内の通販だとマルツで買えるみたいです)

ちなみに、DT-V1910Cと同等のインプットカードを使う機種以外だとPVM-2950の
分離同期入力が0.5~5.0Vp-p、75オームというスペックだそうなので
PVM-2950でX68000の15kHz出力を映すという向きにも使えるのかもしれません。
保証はできませんが。

DT-V1910Cにゲーム機を接続する話

今回はJVC(現JVCケンウッド)が販売していた放送局、プロダクション用CRTモニタ、
DT-V1910Cにゲーム機を接続した場合の動作についてお話しします。
メーカーの想定外の使い方になると思われるので、記載した内容について
JVCケンウッドに問い合わせるのはご遠慮ください。

手軽に使うならば、今時ブラウン管モニタを買うよりは液晶の方が便利ですが、
レトロゲーム機の場合はブラウン管の方が向いてます。

JVCのモニターはソニー製に比べて人気がないらしく、DT-V1710C(17インチ版)、
DT-1910Cは中古の出物さえあればそこそこ安く購入できるので
個人的には気に入っています。
さすがに新品は生産完了でもう売っていません
(海外モデルのDT-V1910CGはわかりませんが)

家庭で使う場合元々向いていない面はあるものの、
入力端子の自由度が高い分PVMやBVMよりは使い勝手がよいと判断しています。
RGBを映すにはRGB/コンポーネント用のインプットカードを
別途購入する必要がありますが、新品で買うと高いので
中古品を買うときは刺さっているものを選んだ方がよいです。
単品の中古でも安く手に入りますが、なかなか出てきません。

本来、画質評価用のモニタですので、NTSC規格外の信号が多い
旧型のゲーム機をつなぐには向いていないのですが、
写ったときの画質がすばらしいので使っています。
ただし、高画質でみるにはコンポーネントかRGBでの接続が必須です。
(SDI/HD-SDIは個人では不要でしょう)

21ピンRGBでの接続環境ですが、以下のようになっています。
VGA、コンポーネントの場合は直結です。
(DT-V1910Cの同期信号の仕様は4Vppまでなので、5Vppの可能性のある信号の直結は
本来はよろしくないです。)

ゲーム機
->21ピンRGB
->Selecty21
->Dsub15シュリンクDsub15変換コネクタ
->エレコムのBNCケーブル
->DT-V1910C

※7/1追記
同期信号にTTLレベルの信号を直接入力するのは問題がありますので、
BNCケーブルとDT-V1910Cの同期信号入力の間に
DT-V1910Cの同期入力 その2 に掲載している回路を
挟んだほうがよいです。

ちなみにSelecty21のHSyncはコンポジットシンクのようで、
VSyncをつながなくても映ります。

で、接続してみた結果ですが以下の機種は私が気づく範囲内で
問題無く映りました。
(すべての画面モードで大丈夫かはわかりません)
コンポーネントで接続できる機種は問題無く映る上、
十分画質はよいので無理してRGB接続する必要は無いと思います。

※5/28追記:ドリームキャスト、Nintendo64、PC-98DO+および参考画像を追加
画像ではスキャンラインは目立ちませんが、実際はくっきり見えます。

※6/5追記 :NEOGEO CDを追加


・RGB出力改造ニューファミコン(ヤフオクで購入)

DTV1910C_RGB_FC_1.jpg

・RGB出力改造スーパーファミコンジュニア(自作)

DTV1910C_RGB_SFC_1.jpg

・メガドライブ2

DTV1910C_RGB_MD_1.jpg

DTV1910C_RGB_MD_2.jpg

・セガサターン(RGBケーブルはGND全結線のものを購入)

DTV1910C_RGB_SS_1.jpg

DTV1910C_RGB_SS_2.jpg

・RGB出力改造3DO REAL(自作)

DTV1910C_RGB_3DO_1.jpg

DTV1910C_RGB_3DO_2.jpg

・MSX TurboR FS-A1GT

DTV1910C_RGB_A1GT_1.jpg

DTV1910C_RGB_A1GT_2.jpg

・1chip MSXの31kHz(15kHzは未確認)

DTV1910C_RGB_1chipMSX_1.jpg

DTV1910C_RGB_1chipMSX_2.jpg

・ドリームキャスト(VGA, 15kHz共にOK)

DTV1910C_RGB_DC_1.jpg

DTV1910C_RGB_DC_2.jpg

・RGB出力改造Nintendo64(ヤフオクで購入)

DTV1910C_RGB_N64_1.jpg

・PC-98DO+のPC88 15kHzモード

DTV1910C_RGB_98DO_88_15kHz_1.jpg

・PlayStation3(コンポーネント接続)
・ゲームキューブ(コンポーネント接続)
・XBox360(コンポーネント接続 HDMIなしの古いモデル)


以下は表示に問題のある機種となります。

・X68000XVI (Human68kの画面がNO SYNCと表示されて映らない。15kHzは未確認)
・RGB出力改造PCエンジンDUO-R
(オークションで購入。画質は一番よいのですが、画面上部にスキュー歪みあり)

DTV1910C_RGB_PCE_1.jpg

DTV1910C_RGB_PCE_2.jpg

・PC-98DO+のPC88 24kHzモード

DTV1910C_RGB_98DO_88_24kHz_1.jpg

・PC-98DO+のPC98モード
(PC88,PC98の24kHzはサポート外ながら映ることは映るのですが、16:9で表示され、画面の左右がかける)

・NEOGEO CD (画面上部にスキュー歪みあり)

DTV1910C_RGB_NGCD_1.jpg

PCエンジンは2台で同じ現象なので出力されている同期信号を
うまく処理できないようです。
海外のホームページで拡張コネクタにHSYNC、VSYNCがアサインされているような
記事を見かけたので、機会があれば分離同期で試してみたいところです。
(外部出力向けに使えるかどうかはわかりませんが)

NEOGEO CDはS端子接続でも同じようにスキュー歪みがでています。
NEOGEOの複合同期信号とは相性が悪そうです。


最後にこのモニタの弱点を以下に挙げます。

・D1からD4までのマルチスキャンモニタ故、D1のインターレースではゲームによっては
フリッカーがきついです。フリッカーが気になるかどうかは機種によりますが、
プレイステーション2とサターンがきつい印象です。
PS2は初期型のPS3にすればアプコンで480pになるので、それで対策する手はあります。

・D4の画質ですが、D3までと比べて若干画像のエッジにリンキングが乗るのと、
フォーカスが甘い感じがあるので完璧とはいえません。

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