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PC-9821 modelS1死亡

PC-9821 model S1は私の初めてのマイPCだったのですが、
ついに故障してしまいました。
購入したのは1992年の秋だったと記憶していますので、
20年ちょっとの寿命だったことになります。

原因なのですが、以下の画像をご覧ください。

PC9821S1_01.jpg

レトロPCを扱っている人ならば何が起こっているか予想がつくと思いますが、
Ni-cd電池が壮絶に液漏れしていました。

PC9821S1_02.jpg

メモリの増設スロットも緑色になっていますね(汗)

PC-98のバッテリーバックアップ用の電池ですが、PC-9801FA以降の機種では
Ni-Cd電池では無くなっていると聞いていたので、特に警戒していなかったのですが、
PC-9821初代には搭載されていました。
PC-98GSの設計を受け継いでいるからでしょうか。

何しろ、裏向きに隠れるように搭載されていたため、
目視では簡単には見つからなかったのです。
現在でもPC-9821初代機を使われている方がいましたら(っているのか?)
電池は早めに撤去してください。

マザー交換すれば直りそうですが、PC-9821初代機はPC-9821Ceに対して
すべてにおいて下位の性能なのでやる気になりません。
記念すべき初代機ではありますが・・・。

せっかくなのでマザーボードの写真を公開しておきます。
Viper Jet Type1が載っていますが、マザーが故障してしまってはどうにもなりません。

PC9821S1_03.jpg

サブボードを外した画像です。ICがぬれているのは洗浄液の跡ですが、
当然ながら洗浄しても意味はありませんでした。

PC9821S1_05.jpg

マザーの裏面です

PC9821S1_04.jpg

サブボードです。音源のDACが乗っていますね。

PC9821S1_06.jpg

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DT-V1910Cにゲーム機を接続する話

今回はJVC(現JVCケンウッド)が販売していた放送局、プロダクション用CRTモニタ、
DT-V1910Cにゲーム機を接続した場合の動作についてお話しします。
メーカーの想定外の使い方になると思われるので、記載した内容について
JVCケンウッドに問い合わせるのはご遠慮ください。

手軽に使うならば、今時ブラウン管モニタを買うよりは液晶の方が便利ですが、
レトロゲーム機の場合はブラウン管の方が向いてます。

JVCのモニターはソニー製に比べて人気がないらしく、DT-V1710C(17インチ版)、
DT-1910Cは中古の出物さえあればそこそこ安く購入できるので
個人的には気に入っています。
さすがに新品は生産完了でもう売っていません
(海外モデルのDT-V1910CGはわかりませんが)

家庭で使う場合元々向いていない面はあるものの、
入力端子の自由度が高い分PVMやBVMよりは使い勝手がよいと判断しています。
RGBを映すにはRGB/コンポーネント用のインプットカードを
別途購入する必要がありますが、新品で買うと高いので
中古品を買うときは刺さっているものを選んだ方がよいです。
単品の中古でも安く手に入りますが、なかなか出てきません。

本来、画質評価用のモニタですので、NTSC規格外の信号が多い
旧型のゲーム機をつなぐには向いていないのですが、
写ったときの画質がすばらしいので使っています。
ただし、高画質でみるにはコンポーネントかRGBでの接続が必須です。
(SDI/HD-SDIは個人では不要でしょう)

21ピンRGBでの接続環境ですが、以下のようになっています。
VGA、コンポーネントの場合は直結です。
(DT-V1910Cの同期信号の仕様は4Vppまでなので、5Vppの可能性のある信号の直結は
本来はよろしくないです。)

ゲーム機
->21ピンRGB
->Selecty21
->Dsub15シュリンクDsub15変換コネクタ
->エレコムのBNCケーブル
->DT-V1910C

※7/1追記
同期信号にTTLレベルの信号を直接入力するのは問題がありますので、
BNCケーブルとDT-V1910Cの同期信号入力の間に
DT-V1910Cの同期入力 その2 に掲載している回路を
挟んだほうがよいです。

ちなみにSelecty21のHSyncはコンポジットシンクのようで、
VSyncをつながなくても映ります。

で、接続してみた結果ですが以下の機種は私が気づく範囲内で
問題無く映りました。
(すべての画面モードで大丈夫かはわかりません)
コンポーネントで接続できる機種は問題無く映る上、
十分画質はよいので無理してRGB接続する必要は無いと思います。

※5/28追記:ドリームキャスト、Nintendo64、PC-98DO+および参考画像を追加
画像ではスキャンラインは目立ちませんが、実際はくっきり見えます。

※6/5追記 :NEOGEO CDを追加


・RGB出力改造ニューファミコン(ヤフオクで購入)

DTV1910C_RGB_FC_1.jpg

・RGB出力改造スーパーファミコンジュニア(自作)

DTV1910C_RGB_SFC_1.jpg

・メガドライブ2

DTV1910C_RGB_MD_1.jpg

DTV1910C_RGB_MD_2.jpg

・セガサターン(RGBケーブルはGND全結線のものを購入)

DTV1910C_RGB_SS_1.jpg

DTV1910C_RGB_SS_2.jpg

・RGB出力改造3DO REAL(自作)

DTV1910C_RGB_3DO_1.jpg

DTV1910C_RGB_3DO_2.jpg

・MSX TurboR FS-A1GT

DTV1910C_RGB_A1GT_1.jpg

DTV1910C_RGB_A1GT_2.jpg

・1chip MSXの31kHz(15kHzは未確認)

DTV1910C_RGB_1chipMSX_1.jpg

DTV1910C_RGB_1chipMSX_2.jpg

・ドリームキャスト(VGA, 15kHz共にOK)

DTV1910C_RGB_DC_1.jpg

DTV1910C_RGB_DC_2.jpg

・RGB出力改造Nintendo64(ヤフオクで購入)

DTV1910C_RGB_N64_1.jpg

・PC-98DO+のPC88 15kHzモード

DTV1910C_RGB_98DO_88_15kHz_1.jpg

・PlayStation3(コンポーネント接続)
・ゲームキューブ(コンポーネント接続)
・XBox360(コンポーネント接続 HDMIなしの古いモデル)


以下は表示に問題のある機種となります。

・X68000XVI (Human68kの画面がNO SYNCと表示されて映らない。15kHzは未確認)
・RGB出力改造PCエンジンDUO-R
(オークションで購入。画質は一番よいのですが、画面上部にスキュー歪みあり)

DTV1910C_RGB_PCE_1.jpg

DTV1910C_RGB_PCE_2.jpg

・PC-98DO+のPC88 24kHzモード

DTV1910C_RGB_98DO_88_24kHz_1.jpg

・PC-98DO+のPC98モード
(PC88,PC98の24kHzはサポート外ながら映ることは映るのですが、16:9で表示され、画面の左右がかける)

・NEOGEO CD (画面上部にスキュー歪みあり)

DTV1910C_RGB_NGCD_1.jpg

PCエンジンは2台で同じ現象なので出力されている同期信号を
うまく処理できないようです。
海外のホームページで拡張コネクタにHSYNC、VSYNCがアサインされているような
記事を見かけたので、機会があれば分離同期で試してみたいところです。
(外部出力向けに使えるかどうかはわかりませんが)

NEOGEO CDはS端子接続でも同じようにスキュー歪みがでています。
NEOGEOの複合同期信号とは相性が悪そうです。


最後にこのモニタの弱点を以下に挙げます。

・D1からD4までのマルチスキャンモニタ故、D1のインターレースではゲームによっては
フリッカーがきついです。フリッカーが気になるかどうかは機種によりますが、
プレイステーション2とサターンがきつい印象です。
PS2は初期型のPS3にすればアプコンで480pになるので、それで対策する手はあります。

・D4の画質ですが、D3までと比べて若干画像のエッジにリンキングが乗るのと、
フォーカスが甘い感じがあるので完璧とはいえません。

3DO REALのRGB化

1年以上放置状態になっていて申し訳ありません。

ゲーム機のRGB改造としてはもっともマニアックと思われる3DOのRGB化を
行ってみました。
対象機は3DO REALです。

方法としてはRGBホスピスさんに記載されているロームのDAC
BU3616Kを使った改造となります。
完成後のDAC部分の画像です。チップが0.8mmピッチなので
取り付けは比較的簡単でした。
データシートにはパスコンが書いてありませんが、
つけないと画像にノイズが乗ったので
すべての電源ラインに0.1uFの積層セラミックコンデンサを
接続しています。

3DO_RGB_DAC.jpg

デジタル24ビットRGB信号の取り出し元です。PLCC68ピン 1.27mm間隔の足から
配線を引き出しています。
肉眼でも見えるピッチではありますが、微妙にショートしていたりすると
わかりづらいので2倍のルーペを使って作業しました。

3DO_RGB_ENCODER.jpg

外に出すコネクタはDIN8ピンとしました。
音声をステレオ配線にしたのでPCエンジンのRGB改造とピン互換です。
BU3616Kの1ピンに接続する抵抗Rrefは、明るさの調整をしやすくするため、
コネクタの近くに配置してあります。
他の抵抗値はデータシート通りですが、Rrefは6.8kΩだと暗すぎたので1.8kΩにしてあります。
これでもS端子出力よりは暗いですが、S端子の出力は明るすぎるように感じるので、
このくらいがよいと判断しています。

3DO_RGB_DIN8PIN.jpg

で、RGBについてはよかったのですが、問題はCsyncで、
接続する信号によって以下の問題がありました。

・コンポジットビデオ信号
- 液晶WEGAだと同期が合わずに画面が時々しか表示されない
- JVC製のモニターDT-V1910Cだと画面上部にスキュー歪みが出た上、時々同期が外れる
(元々のコンポジット接続でもスキュー歪みあり)
- FrameMeisterでは普通に表示されるが時々青色の横線ノイズが乗る

・74AC86でHSYNCとVSYNCをXOR NOTで合成した信号
- DT-V1910Cで画面上部にスキュー歪みが出る。同期は外れない。
- FrameMeisterは特に問題無く表示。液晶WEGAは未確認

・S端子のY信号
- 液晶WEGA、DT-V1910C、FrameMeisterで問題無く表示

というわけで、最終的にS端子のY信号をCSyncとして結線してあります。
DT-V1910Cは使用時間1400時間程度のものを中古で手に入れたのですが、
放送局、プロダクション用のモニタというだけあって、規格からはずれた信号には
素直に反応して画面が乱れてくれます。
写りさえすれば画質はすばらしいのですが。
DT-V1910Cをゲーム機で使う場合の話については別記事で紹介します。
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